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フェーズ3:Midnight のしくみ

Midnight のしくみ(二刀流)

Midnight は「公開と秘密の二刀流」+「2つの台帳の組み合わせ」でできています。dual-state architecture と combined model を、たとえ話でつかみます。


ここからは Midnight 本体のしくみです。 Midnight は「ただのプライバシーチェーン」ではなく、設計のしかたを選べるところがポイントです。

なんのためにあるの?

Midnight は、こう考えられます。

何を公開して、何を秘密にして、何を「証明」でつなぐか——それを自分で設計できるチェーン。

そのために、2つの「えらべる軸(じく)」を持っています。これがこのページの主役です。

軸その1:公開と秘密の「二刀流」

Midnight は、データの置き場所を2種類持っています(これを dual-state architecture / 二状態のしくみ と言います)。

種類 どこに置く? だれが見える? たとえ
公開ステート チェーンの上 みんな 教室のけいじ板
秘密ステート(shielded) 自分の端末 持ち主だけ 自分のふでばこ
  • たしかめる人(verifier)は、公開の方は確かめられるけど、秘密の中身は見えません
  • これが、フェーズ2の「選んで見せる」を、技術として支えるしくみです。

軸その2:2つの台帳の「組み合わせ」

Midnight は、2つのやりかたを両方組み合わせています(combined model / ハイブリッド)。

  • UTXO型の台帳(Bitcoin や Cardano の発想)が土台
  • その上に アカウント型 のスマートコントラクト層(Ethereum の発想)が乗る

どちらか一方ではなく、両方のいいとこ取りをしているイメージです。 そのため、コインも2タイプ(台帳ベースのものと、契約ベースのもの)が出てきます。

Compact との関係

  • このあと出てくる Compact(契約を書く言葉)は、アカウント型のスマートコントラクト層の上で動きます。
  • イメージは「しくみ(このページ)=土台」「Compact =その上で動くアプリ」という上下の関係です。

ぜんぶの地図(後のページへのリンク)

  • ゼロ知識証明 … 秘密の中身を見せずに「正しさ」だけ証明する土台 → ゼロ知識証明
  • 選んで見せる … 何を見せ、何を隠すかの考えかた → 必要なことだけ見せる
  • NIGHT → DUST … 取引を動かすための、お金とエネルギーのしくみ → NIGHT と DUST

これらが組み合わさって、はじめて「Midnight らしさ」が出ます。

気をつけること

  • Midnight を「プライバシー機能だけのチェーン」と見ないこと。状態 + 証明 + 契約 + お金のしくみ組み合わせとして見ます。
  • Cardano とのつながり(パートナーチェーン)は、公式でも細かい所まで確認しきれていない部分があります。断定せず、参考あつかいにしておきます(→ Cardano とのつながり)。

開発者として何を学べばいい?

  • 「公開ステート / 秘密ステート」を、置き場所のちがいとしてイメージできること
  • 「UTXO型 + アカウント型のハイブリッド」という言葉に慣れておくこと
  • これから作るアプリで「どっちに何を置く?」を考える準備をすること

今日のまとめ

  • Midnight は 公開と秘密の二刀流(dual-state)
  • さらに 2つの台帳のハイブリッド(combined model)
  • 「何を公開し、何を隠し、何を証明でつなぐか」を設計できるチェーン

今はここだけでOK

「Midnight は、見せる所(けいじ板)と隠す所(ふでばこ)を両方持っている」——まずはこれだけでOK。

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Academy 原文に忠実な詳しい版はこちら:

つぎに読むページ

➡️ お金の数えかたの話へ。Account と UTXO(なぜ両方?)


📚 もっとくわしく(公式・むずかしめ): Midnight Docs(外部リンク・別タブで開きます)ハイブリッド構造(外部リンク・別タブで開きます)