Midnight には、性格のちがう 2種類 のたいせつな資産があります。 NIGHT(ナイト) と DUST(ダスト) です。
なんのためにあるの?
役わりを2つに分けることで、
手数料の払いかたから、だれがやったかを当てられにくくする。
という、プライバシーのねらいがあります。
NIGHT と DUST、性格のちがい
- NIGHT … みんなで決めごと(ガバナンス)をしたり、ごほうび(incentives)になったり、そして DUST を生み出すもと になります。
- DUST … 取引のときの手数料を払うためだけに使う、使い切りのエネルギーです。
DUST は「コイン」じゃなくて「エネルギー」
ここが大事なポイントです。
- DUST は、ふつうのコインとちがってゆずれません。
- 使うと消えてなくなります。
- 用途は「取引の手数料を払うこと」だけ(公式の言葉で “exclusively to pay transaction fees”)。
- 細かい単位として SPECK があります(1 DUST = 10の15乗 SPECK)。「細かい単位がある」とだけ覚えればOK。
ゲームのスタミナみたいに、「動くために使って、減っていく」イメージです。
DUST は自動ではわいてこない
NIGHT を持っているだけでは、DUST は生まれません。
- 登録:NIGHT を「これで DUST を作るよ」とチェーンに登録する(registration トランザクション)
- 生成スタート:最初の生成はだいたい 1〜2分。そのあとは、時間とともに少しずつ生まれ続ける
- testnet(れんしゅう用ネット)では、faucet(じゃ口)から tNIGHT をもらい、tDUST を作って試せます
プライバシーとのつながり
- DUST は shielded(おおいがかかっている) ので、残高は「dust の秘密のカギ」を持つウォレットからしか見えません。
- shielded は「メタデータ(だれが・いつ等のヒント)がもれるのを防ぐ」しくみで、取引そのものが消えるわけではありません。
- 手数料の払いかたを NIGHT とは別の資産(DUST) に分けることで、手数料の足あとから人を特定されにくくしています。
気をつけること(よくあるかんちがい)
- NIGHT を直接ガス(手数料)には使いません。手数料は DUST 専用です。
- DUST は自動でわいてきません(NIGHT を登録する取引が必要)。
- DUST を「ねらって増やす投資コイン」とあつかわないこと(ゆずれない・使い切りの資源)。
- “shielded” を「完全に秘密になる」と読みかえないこと(メタデータの漏れを防ぐのが核)。
- NIGHT の「staking(ステーキング)」は、公式の用語集にハッキリ書かれていないので、ここでは断定しません。
開発者として何を学べばいい?
- 「手数料は DUST、本体は NIGHT」という役わり分担を覚えること
- DUST は「登録 → 生成」で増える、使い切りエネルギーだと知ること
- testnet(れんしゅう用)で faucet から試せる、という入口を知っておくこと
今日のまとめ
- NIGHT = 本体のコイン(ゆずれる・残る・DUST のもと)
- DUST = 手数料専用の使い切りエネルギー(ゆずれない・消える)
- 役わりを分けることで、プライバシーを守りやすくしている
今はここだけでOK
「NIGHT は本体のコイン、DUST は動くためのスタミナ」——このたとえでOK。
📘 もっと正確に(原文準拠コース)
Academy 原文に忠実な詳しい版はこちら:
つぎに読むページ
➡️ 仲間のチェーンとの関係へ。Cardano とのつながり
📚 もっとくわしく(公式・むずかしめ): 用語集(Glossary)(外部リンク・別タブで開きます) / DUST 生成ガイド(外部リンク・別タブで開きます)